新生K-1が5つのスローガンを発表した。まだまだファイターは揃っていないけど、新しいK-1にすごく期待している。
何を期待するかというと、K-1がグローバル化したということだ。日本国内だけで日本人向けの番組作りを目的としたようなK-1、格闘技はいらないのだ。
テレビのインターネット化、インターネットの動画がテレビ並になる時代が早くくることを祈りたい。そうすれば、従来のテレビ番組の狭い枠に縛られずに好きなコンテンツを観れるよね。
新生K-1、5つのスローガン
1.従来の古いファイターはもういらない。世界中の新しいベストのファイターを発掘する!
K-1の創成期を作ってきたアンディ・フグやピーター・アーツ、
アーネスト・ホーストら先人たち。新生K-1は彼らの偉大な足跡を
リスペクトするものの、今後は世界中から新しいベストのファイター
を発掘し、育てていきます。ここ数年のK-1はいつも同じメンバーで
マンネリ化してきたという声もよく聞きます。新生K-1になった以上、
思い切って選手層をガラリと若くし、あえて新しい世代のファイターを売り出していきます。ファンの皆様と一緒に新しいK-1ワールドを築いていきたいのです。
2.UFCがアメリカのMMAを独占したなら、K-1は立ち技格闘技でアメリカ市場を開拓する!
新生K-1が特に力を入れたい国が、スポーツとエンターテインメント
の本場アメリカです。今やアメリカはUFCの独壇場。しかし、立ち技格闘技でUFCに匹敵するブランドはまだ出てきていません。そこで新生K-1は、UFCを一躍有名にしたアメリカ「スパイクTV」と提携し、全米でK-1を放送していく他、UFCの「TUF」のような番組を作っていきたいと考えています。9月のロサンゼルス大会、12月のニューヨークMSG大会と、ビッグイベントをアメリカで行っていくのもそのため。新生K-1は
アメリカという巨大マーケット開拓にチャレンジしていきます。
3.ヘビー級やミドル級だけがK-1じゃない。9階級に分けて競技人口を増やす!
これまでのK-1はヘビー級のGPシリーズ、ミドル級のMAXシリーズの
2階級しかありませんでしたが、新生K-1は9階級に分けて一挙に競技人口を増やし、イベント数を増やしていこうと考えています。階級が増えれば、それだけスターも、チャンピオンも増えていきます。ヘビー級は
ヨーロッパやアメリカが中心となりますが、中量級以下はアジアにもチャンスが出てくるはずです。こうして、ボクシングやUFCに負けない競技にしていきたいと思っています。
4.新生K-1はモンスターを重視しない。速い! 強い! エキサイティング!
「K-1 is knockout sports in the world!」を目指す!
新生K-1は見栄えだけのモンスターを重視しません。
K-1は最強のアスリートの祭典であり、K-1という競技は、
速くて、強くて、エキサイティングなものでなくてはなりません。
「K-1 is knockout sports in the world!」と言われる
コンテンツを目指していき、KOできるアグレッシブで、テクニカルな
選手を重視していきます。
5.世界のメディアとタイアップし、
イベント数を年間100以上に膨らます。
スポーツが発展していくには、やはりメディアの力は欠かせないものです。K-1はアメリカの「スパイクTV」のように、世界中の力のあるメディアと提携し、K-1を普及させていきます。もちろん、日本での地上波復活もめざしていきますが、世界中の格闘技に理解のあるテレビ局とタイアップし、ネット中継にも力をいれていきます。そのためには、当然イベント数も増やしていかなければなりません。当面は年間100のイベントが目標です。世界各地の優秀なプロモーターにライセンスし、各国でリーグ戦や予選トーナメントを開いて、世界大会の「World GP」につなげていこうと考えています。オリンピックやワールドカップに負けないシステムを作るのが、新生K-1の目標です。
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