2009年3月9日月曜日
バダ・ハリvsセーム・シュルト It's showtime
オランダで開催されている格闘技イベントit's showtimeにおいて、バダ・ハリvsセーム・シュルトが5月16日に開催されることが決定した。
うーん、なんで舞台がK-1じゃないんだろう・・・。もちろんなんらか理由はあるんだろうが、最近はイベントが多すぎやしないか。It's showtimeでK-1のトップファイター同士の対戦が実現するなら、K-1というイベントはいったいなんなのか・・・と思ってしまう。
総合格闘技ではPRIDEが消滅して今は日本国内ではDREAMがメインになっているが、世界的にはUFCがナンバー1だ。しかしアフィリクションというMMAの大会が一方にあってそこにヒョードルが出たり、UFCのトップファイターが出たりと、いろいろだ。
私が危惧するのは、こうなると結局「金次第」になってしまい、資金をたくさん持っている団体が強く大きくなってしまうと言う事だ。それが世の常だと言えばそれでお終いだが、K-1はそうあってほしくない。プロの興行なのでもちろんお金が動かなければいけないわけだが、K-1にはそれだけでない何かがある。だからK-1は愛されるんだと私は思っている。
しかし心配だ。日本は不景気で今後も景気がよくなることはない。Japanese Dreamを夢見て海外から選手が集まってきてK-1という競技が大きくなったという現実は否定できない。今後日本が世界から取り残されていけば、当然K-1の存在も危うくなってくる。観客が減り、テレビ放送もなくなり、スポンサーもつかなくなってくる。そうなると、海外の選手も日本に集まらなくなる。あまり考えたくないことだが。
いつまでも愛されるK-1であって欲しい。そのためにはやはり「K-1はK-1」のスタイルを貫きとおすことである。昨年末のDynamite!!のような即席の異種格闘技戦のようなことをやっているとファンは離れていってしまう。格闘技をエンターテインメント化するな。Entertainment is dead. エンターテインメントはもう終わったのだ。
バダ・ハリvsセーム・シュルト記事(海外)
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