いよいよ本日2009年度のK-1MAX世界王者が決まりますね!
その結果、魔裟斗が大晦日の引退試合の相手を会場で指名するなんてサプライズもあるみたいですし、盛り上がりそうです。
では本日は、K-1MAX2009ファイナル、最後の最後の予想といきましょうか。
ファイナル4のエントリーをおさらいしましょう。
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山本優弥
12戦/7勝/5敗/1(T)KO(全戦績K-1)
vs
ジョルジオ・ペトロシアン
43戦/40勝/1敗/2分/21(T)KO(K-1戦績4試合)
アンディ・サワー
22戦/19勝/3敗/5(T)KO(全戦績K-1)
vs
ブアカーオ・ポープラムック
27戦/23勝/4敗/7(T)KO(全戦績K-1)
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■山本優弥がキーポイント
全体的な構図としては、優勝候補は実績のあるアンディ・サワーかブアカーオ・ポープラムック。山本優弥が実績的に不利。ジョルジオ・ペトロシアンの評判が高くて不気味。といった感じですね。
しかし、トーナメント的には、サワーとブアカーオが潰しあいになるので、山本優弥とペトロシアンのブロックの方が有利と言えます。
ペトロシアンは技術力が高く打ち合わないので、山本優弥をかわして決勝にあがれば、ダメージの大きいサワーかブアカーオとあたることになり、ペトロシアン有利かという絵も浮かびます。
山本優弥がペトロシアンに対してバチバチに打ち合いにいった場合、サワーかブアカーオが有利になりますね。4人ともダメージをおった場合、実績と経験のあるサワーかブアカーオが俄然有利です。
山本優弥がペトロシアンのペースに合わせるような正当なキックボクシング戦法でいくと、ペトロシアンが優勝する可能性が高くなると見ます。
■KOに関してはどうか
トーナメントはいかにダメージを追わずに勝ち上がることが大切。ダメージを追わずに勝ち上がる方法、それはKO勝利しかありません。3Rもしくは延長で4R、5Rと試合を続けると当然のことながら体力を消耗します。1Rや2R半ばでKOにより相手をしとめてしまえば、次の試合が楽になりますよね。
各選手のKO率をおさらいしましょう。
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山本優弥 14.2%
ペトロシアン 52.5%
サワー 26.3%
ブアカーオ 30%
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MAX、WGPに関わらず、世界トーナメントの決勝ラウンドともなると実力が拮抗しているのでそう簡単にはKOが出ませんが、98年のWGPのようにピーター・アーツが3試合連続1RKOで閃光のごとく優勝したという例もあります。
MAXはミドル級なので、ヘビー級のようなKO、KOの大胆な試合は少ないわけですが、一進一退の攻防の中でKOが出るか出ないかは大きな勝負の分かれ目になります。
そのKOですが、KO率的にはペトロシアンの数字が圧倒的に高くなっています。しかしこれはペトロシアンの検証ページでも紹介したようにほとんどがK-1以外での数字。しかし、ペトロシアンが決勝でサワーかブアカーオからKOを取るのは困難としても、準決勝で山本優弥から取る可能性はあります。もちろん、山本優弥の逆転一発のKO劇なんてのもあるかもしれないですけどね。
■優勝は誰?
僕の予想はアンディ・サワーですね。その理由として、K-1デビューから9連勝、8連勝ときて、現在2連勝中で周期的に上り調子ではないかというところ。魔裟斗の最後の相手として期待されている部分でのモチベーションの高さも大きな力になるのではないでしょうか。サワー自身も魔裟斗を最後に倒して自分の存在感をあげたいと強く思っているでしょうしね。
ただし、準決勝でのブアカーオとの戦いが消耗戦になるでしょうし、決勝ではペトロシアンに手こずるだろうとは思いますけどね。サワーとしては山本優弥にあがってきて欲しいと思っているのではないでしょうか。
サワーじゃないとすればペトロシアン、その次にブアカーオ、最後に山本優弥ですかね。もし山本優弥が優勝するとするなら、爆発的な力を発揮して、準決勝、決勝とKOで爆進するような勢いが必要ですね。それくらいの勢いがないとこのトーナメントを制することは出来ないと思います。
さてさて、結果はどうなりますか^^ 僕個人的な願いとしては、サワーが優勝して大晦日に魔裟斗と対決というのが大きいですね。もちろん、今大会誰が優勝してもその栄光を称えたいです。そして今後のK-1MAXの発展につなげたいと思います。
では、今日の夜を楽しみにしましょう!
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