2009年度のK-1MAXも盛況に終わり、いよいよWGPですね。12月5日(土)横浜アリーナ。
ヘビー級の新しい星バダ・ハリを中心に、総合格闘家のアリスター・オーフレイムがどんな戦いを見せるかが今大会の焦点。
ファイナルのカードをおさらいしておこう。
さあ、この組み合わせでどういった結果が生まれるか。
それぞれのファイターの現状とこれまでの流れをまとめてみよう。
バダ・ハリ
昨年度、WGPにおいてファイナリストまで上り詰めるも反則により失格。加えてヘビー級タイトル剥奪され、年末Dynamite!! ではアリスター・オーフレイムにまさかのKO負けという厳しい状況に追い込まれたバダ・ハリ。しかし今年度、難攻不落のセーム・シュルトから衝撃のKO勝ちを奪い、9月のWGP開幕ではサメドフからストマックブローによる貫禄のKO勝利。再度勢いに乗っている。
ルスラン・カラエフ
2006年から2007年にかけ、グラウベ・フェイトーザ、バダ・ハリ、メルヴィン・マヌーフに3連続KO負け、その後4連勝を飾るも(いずれもKO勝ち)、昨年度WGPでは準々決勝でグーカン・サキに判定負けを喫した。今年のWGP開幕で現K-1ヘビー級王者京太郎を退け、ファイナルに進出。バダ・ハリとは1勝1敗で3度目の対戦だ。
エヴェルトン・テイシェイラ
昨年のデビューから9戦/8勝/1敗/2(T)KO。今年はジェロム・レ・バンナも下し、WGP開幕では新鋭のシング“心”ジャディブに得意の粘り強い戦いで延長2R判定で勝利した。派手な試合はないものの、昨年のデビューから勝率89%という驚異的な戦績を残しルーキーながら抜群の安定感がある。
アリスター・オーフレイム
昨年大晦日Dynamite!!でバダ・ハリをKOし一気に注目を浴びた。今年の春には敗れるもののレミーを圧倒、先日のWGP開幕ではピーター・アーツに何もさせずに勝利。WGPファイナルへ進出した。驚異的な肉体的強さを持つアリスターであるが、トーナメントとなるとどうかが見ものだ。
ジェロム・レ・バンナ
ここ10試合で4勝6敗。2007年のパク・ヨンス以来KO勝利がなく、さしものバンナも最近はすっかり鳴りを潜めてしまっている。先日の開幕戦では武蔵からダウンも奪い勝利したものの、4連敗中で引退宣言をした後の相手だった。今大会まず相対するセーム・シュルトには3連敗中。厳しい戦いを強いられそうだ。
セーム・シュルト
今年、バダ・ハリから衝撃のKO負けを喫してしまったセーム・シュルト。他団体での試合だったためK-1のキャリアに傷はつかなかったものの、今までの難攻不落のイメージは薄れた。しかし、WGP開幕では、新鋭で前評判の高かったダニエル・ギダに貫禄勝ち。再び強いセーム・シュルトを見せ付けた。
レミー・ボンヤスキー
昨年のWGPで3度目の王者に輝いたレミーだが、今年の春にはアリスター・オーフレイムに勝利するも苦戦。WGP開幕戦では2連勝しているメルヴィン・マヌーフにも手こずった(結果は判定勝ち)。今年のレミーは少し低調気味だ。しかし、2007年ピーター・アーツに敗れて以降8連勝中。連覇してアーネスト・ホーストの記録(4回王者)に並ぶことが出来るか。
エロール・ジマーマン
エヴェルトン・テイシェイラに並び、ルーキーながら好成績を残しているエロジマン(2008年のデビューから9戦/7勝/2敗/3(T)KO)。WGP開幕では、WGP常連のグラウベ・フェイトーザを返り討ち、決勝へ駒を進めた。ここでレミーを倒せば一気に勢いづくことが出来る。今年のレミーなら倒せる可能性があるか。
以上、ファイナル8人の最近の流れをまとめてみた。みなさんはどんな印象をお持ちだろうか。決戦の12/5までWGPの行方を追う。
2009年10月30日金曜日
【K-1FAN】いよいよK-1WGP2009FINAL(12/5)
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