メインカード12試合のうち7試合がKOで決着したとのことで、K-1らしいわかりやすい大会になったようだ。しかし、注目のヘビー級は今ひとつ盛り上がりに欠けたようで残念。しかも応援していたマイティー父さんは負けてしまった。チェ・ホンマンを一撃KOしたあのハンマーフックはもう見られないのか。残念。
ヘビー級の結果を整理してみよう。
○ ハビアー・ビグニー(米国)
× セス・ペトルゼリ(米国)
TKO(2ラウンド1分17秒)
○ リック・ルーファス(米国)
× マイティ・モー(米国)
判定3-0
× ジャック・メイ(米国)
○ ジャレル・ミラー(米国)
KO(1ラウンド2分42秒)
○ ランディ・ブレイク(米国)
× デューウィー・クーパー(米国)
判定3-0
10.14、東京で行われるFinal16に進出するのは、ハビアー・ビグニー、リック・ルーファス、ジャレル・ミラー、ランディ・ブレイクの4名となった。マイティ父さんがいないのは寂しいが、注目は、こうなりゃ久しぶりに見てみたい"脅威の46歳"リック・ルーファス、そして24戦全勝男ランディ・ブレイクだ。
以上の4名プラス、既に発表されているファイターでFinal16の戦いとなる。既報の出場選手を見てみよう。
※誰かがリザーブになる予定。
ヘビー級WORLD GP出場選手
戦績や年齢、最近の活躍で勝敗を予想してみよう!魔裟斗EPの一押しはダニエル・ギタ。
※データWikipedia参照。戦績はキックボクシングの実績。データは多少の誤差あり。
決定対戦カード
上原 誠(日本/RISEヘビー級王者)
戦績:11勝4敗 27歳 182cm90kg
vs.
天田ヒロミ(日本/2004年K-1 JAPAN GP優勝)
戦績: 34勝17敗 39歳 185cm105kg
出場選手
×バダ・ハリ(モロッコ/2009年K-1WorldGP準優勝)
戦績:77勝11敗 27歳
暴行事件により出場消滅。奇跡でも起これば・・・。
バダ・ハリのK-1日本大会参戦が消滅=10.14両国
→シング"心"ジャディブ(インド/RISE HEAVY WEIGHT TOURNAMENT 2011王者)
戦績:40勝13敗 25歳
バダの代わりに出場。セルゲイ・ハリトーノフ、天田ヒロミ、上原誠戦含む現在6連勝。
ミルコ・クロコップ(クロアチア/1999年K-1WorldGP準優勝)
戦績:20勝7敗 37歳 188cm100kg
2011年UFC引退後K-1復帰。復帰後レイ・セフォー戦を含む2連勝。
ダニエル・ギタ(ルーマニア/2011年It's Showtime世界ヘビー級王者)
戦績:41勝7敗 31歳 195cm110kg
現在4連勝。ヘスディ・カラケス、エロール・ジマーマンにKO勝利。K-1 WORLD GP 2010 ベスト8。
ヘスディ・カラケス(エジプト/2010年It's Showtime +95kg級世界王者)
戦績:36勝9敗 28歳 200cm108kg
ダニエル・ギタと1勝1敗。セーム・シュルトに2連敗(2009、2010)。
ポール・スロウィンスキー(ポーランド/2011年ISKAヘビー級王者)
戦績:80勝18敗 31歳 190cm105kg
ヘスディ・カラケス、セーム・シュルトなどトップクラスに黒星。
ザビット・サメドフ(アゼルバイジャン/2009年K-1 WORLD GP東欧大会王者)
戦績:72勝10敗 28歳 183cm93kg
バダ・ハリ、タイロン・スポーン、エロール・ジマーマンなどトップクラスには黒星。
パヴェル・ズラフリオフ(ロシア/2011年Super Kombat WGP III王者)
戦績:28勝5敗 29歳 187cm94kg
K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL -ASIA GP- でグーカン・サキに判定勝ち。
ベン・エドワース(オーストラリア/2010年K-1 WORLD GP豪州大会優勝)
戦績:31勝9敗 27歳 190cm115kg
2010年アリスター・オーフレイムに負けるまではポール・スロウィンスキー戦を含む6連勝。
セルゲイ・ラシェンコ(ウクライナ/2011年Super Kombat WGP Final王者)
戦績:24勝7敗 25歳 191cm111kg
フレディ・ケマイヨ、ダニエル・ギタ、ザビット・サメドフなどに黒星。
ラウル・カティナス(ルーマニア/2012年年Super Kombat WGP II王者)
戦績:12勝4敗 24歳 182cm110kg
ステファン・レコ、カーター・ウィリアムスに勝利。ザビッド・サメドフ、マイティー・モーに黒星。
アーノルド・オボロトフ(リトアニア/2011年WKN欧州スーパーヘビー級王者)
戦績:詳細不明
2012年4月スイスで行われたWKN世界タイトルマッチでジェロム・レ・バンナと対戦しドロー。
総評
バダ・ハリがいれば当然バダが一押しになるんだけど、いないとなるとやはりダニエル・ギタ。いや、バダがいたとしてもバダとダニエル・ギタが優勝候補かな。次に実績で言えばヘスディ・カラケスか。
年齢的に他のファイターと差があって不利ではあるものの、やっぱり観たいのがミルコ・クロコップ。UFCではあまり観ることが出来なかった左ハイをK-1の舞台でもう一度観たい。アーネスト・ホーストが引退したのが39歳。それ以上に頑張って欲しい。
では、10.14 K-1 World GP in Tokyo。楽しみにしよう!地上波は厳しいらしいけど、何らかの形で放送はあるだろう。ね。
K-1 Global 2012年の予定
月日 | 開催国・都市 | 大会内容 |
---|---|---|
05/27 | スペイン・マドリード | World MAX Final 16 |
09/08 | アメリカ・ロサンゼルス | US Grand Prix Championship |
10/14 | 日本・東京 | World Grand Prix Final 16 |
12/08 | ギリシャ・アテネ | MAX Final 8 |
12/26 | アメリカ・ニューヨーク | World Grand Prix Final 8 |
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