2012年9月12日水曜日

【格闘技】K-1 9階級を創設 2013年から

先日、「新生K-1でもヘビー級とMAXでいくのかなあ。」とその必要性に疑問を持ってここでも記事にしたけど、やった!来年から階級が細かく分けられるみたいだ。そうこなくちゃね!

旧K-1では、ヘビー級とMAX(ミドル級)の2階級しかなかった。ヘビー級とは言っても、トーナメントは基本無差別級で、ガオグライゲーンノラシンなど、ヘビー級ではない小柄な選手が出場していたこともあった。結果的に、あの巨漢マイティ・モーを飛び蹴りでKOするといった劇的なシーンも生まれたわけではあるけど、全体的に見たらやっぱり無理がある。選手も可愛そうだ。

何より、テレビ局に合わせた階級なんておかしかった。フジはヘビー級のトーナメント、TBSは魔裟斗を中心としたMAX、日本テレビは日本人ファイターを中心としたヘビー級のワンマッチ(しかもなぜかバラエティ風な作り)、のような感じだった。テレビ番組に合わせた階級なんておかしい。世界基準でちゃんとやるべきだ。
※MAX軽量級も後に新設されるが番組終了に伴い続かず

K-1の2013年創設される階級は以下だ(計画)

階級 キロ ポンド
1 スーパーバンタム級 55.3キロ 122ポンド
2 スーパーフェザー級 58.9キロ 130ポンド
3 スーパーライト級 63.5キロ 140ポンド
4 ウェルター級 66.6キロ 147ポンド
5 ミドル級 70.3キロ 155ポンド
6 スーパーミドル級 76.6キロ 169ポンド
7 クルーザー級 84.3キロ 186ポンド
8 ライトヘビー級 92.9キロ 205ポンド
9 ヘビー級 93キロ以上 205ポンド以上

K-1MAXで活躍したあの武田幸三は、まだ無名の頃、K-1に参戦するために無理にヘビー級の体重まで増やしたという話がある。その後、MAX(ミドル級)が新設されるわけであるが、ミドル級とヘビー級の間の選手、ミドル級以下の体重の選手はK-1に出ることが出来なかった。

これからK-1を目指そうという子供や学生も、体格が合わなければ夢が絶たれてしまう。そんなのは理不尽だ。人気のあるなしに関わらず、やはり武士道魂、スポーツ精神にのっとって、フェアであるべきだ。

そんな想いがあったK-1の階級の創設。非常に喜ばしいことだ。これからのK-1をますます楽しみにしたい。

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