2012年9月7日金曜日

【格闘技】9.8 K-1 Global 第2回 ロサンゼルス大会

現地時間の明日8日、K-1 Global 第2回大会となるアメリカ予選が開催される。

今大会のヘビー級4試合は、10月14日(日)に両国国技館で行われるK-1 World GP 2012への出場権がかかっている。

対戦カードを見てみよう。


■ヘビー級/3分3R

ハビアー・ビグニー(米国)
セス・ペトルゼリ(米国)

リック・ルーファス(米国)
マイティ・モー(米国)

ジャック・メイ(米国)
ジャレル・ミラー(米国)

ランディ・ブレイク(米国)
デューウィー・クーパー(米国)


今回の出場選手は、K-1トップファイターとは呼べない面々という印象があるかもしれないが、元々このアメリカではキックボクシング自体が浸透していないこともあり、過去毎年行われていたラスベガス大会でもトーナメントはトップファイターと呼べる選手はあまり出ていない(出直しのような形でピーター・アーツが出場したことはあったが)。

今回は、新生K-1の記念すべき第2回大会ではあるが、ヘビー級出場選手で名のあるファイターはだいぶロートル。デューウィー・クーパー37歳、マイティ・モー41歳、リック・ルーファスに至っては46歳だ。

しかしこれは他のトップファイターでも同じだ。いまやK-1を離れてしまっているが、ピーター・アーツ41歳、レイ・セフォー41歳、ジェロム・レ・バンナ39歳、セーム・シュルト38歳、先日現役復帰したレミー・ボンヤスキーでも36歳。今回のK-1 Global 第2回大会に出場するファイターだけでなく、名のあるファイターはみんな年を取ってしまっている。

最近のキック事情として、K-1トップファイターがみんな他団体に流れた印象があるが、みんな過去のトップファイターと言ってもいい。ここは前向きに考えて、彼らに頼るより、K-1が当初彼らを生み出したように、これから独自で若手ファイターを発掘して行けばいい。

といったところで、今回のK-1 Global 第2回大会では、トップファイターの出場はないものの、ルーファス、モー、クーパー、かつてはK-1のリングで活躍した名ファイターだ。全盛期を終えたファイター同士の戦いというのはカード的に寂しいが、K-1復活のために一役買ってくれるんだ。応援しよう。

そんなK-1ファイターとは別に注目したいのがMMAファイターのセス・ペトルゼリ。MMAでは、キンボ・スライスをKOしたことで名を上げた。K-1では、2004年にボブ・サップと対戦しているが黒星を喫している。キックの経験はサップ戦を含むわずか2試合で両方とも黒星。しかしK-1の舞台ではMMAファイターが活躍するという歴史もある。年齢は現在32歳と若い。荒削りなファイトになるだろうがひょっとしたらどんでん返しが起こるかもしれない。

そのセスと対するのは、ハビアー・ビグニー。IKF USアマチュア・スーパーヘビー級王者でアメリカ期待の新人ということだ。その他ファイターは無名ながらこれからの若手ファイター。ジャック・メイ、ジャレル・ミラー、ランディ・ブレイク。新しいスターの誕生に期待したい。

以上、ヘビー級の4試合の他に、MAX4試合、そしてスーパーファイトとアンダーカードで計15試合が組まれている。

それにしても、新生K-1になっても、ヘビー級とMAXでいくのかな。UFCや他大会のようにちゃんと階級を設けてはどうか?以前のように、フジはヘビー級、TBSはMAX、日本テレビはスーパーファイト、みたいな分け方をする必要はもうないわけだし。

ともあれ、K-1 Global 第2回 ロサンゼルス大会、東京行きは誰になるのか?!期待しよう!

0 件のコメント:

コメントを投稿