いよいよ今週末に迫ったK-1WGP2009!
どんな結果が待ち受けているのでしょうか?
今日からは、直前特集として、各ベスト8ファイターのここ10試合の経過を見て決戦の予想をしてみたいと思います。
今日は、バダ・ハリvsルスラン・カラエフ戦です。
折れ線グラフをご覧ください。
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■グラフの見方
グラフは、各ファイターのここ10試合の動きを表しています。
グラフ左端にある『スタート』を基点に、1勝で『+1ポイント』、1敗で『-1ポイント』として、10試合の動きを表現しています。
連勝が続けばポイントが加算されていき、グラフが右肩上がりになり、『調子が良い』と判断します。
最終(直近)のポイントが高ければ高いほど『現在の調子が良い』とします。10連勝していれば、最終的なポイントは10となり最高のコンディションとなります。
※ただし、風邪や怪我による当日のコンディションの良し悪しまでは含みません。
また、ここ10試合の主要な対戦相手を表記することで、数字だけでない差も見えるようにしています。
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準々決勝第1試合 バダ・ハリ vs ルスラン・カラエフ
■両者のここ10試合の戦績
バダ・ハリ 7勝3敗7(T)KO
ルスラン・カラエフ 6勝4敗5(T)KO
バダ・ハリの最終的なポイントは『4』、カラエフは『2』となりました。
それにしてもこの両者がいかに攻撃的なファイターかがよくわかりますね。
バダ・ハリは7勝のすべてがKO、カラエフも6勝のうち判定は1つだけの5KOです。
バダ・ハリから見ていきましょう。
バダ・ハリは2007年度のWGPでレミー・ボンヤスキーに負けてから、2008年WGPの同じくレミー戦まで負けなしの6連勝でした。調子が良かったのになぜあのような形で反則行為を犯してしまったのか、非常にもったいなかったですね。そして直後にDynamite!!に出場し、アリスター・オーフレイムにまさかのKO負けを喫してしまうという、バダ・ハリにとっては悪夢の2008年でした。
2009年に入り、K-1以外での舞台になりますがあの難攻不落のセーム・シュルトをKO(グラフにはありません)、そしてK-1WGP2009開幕でザビット・サメドフをボディストレート一閃KO、ファイナル進出となりました。
一方のルスラン・カラエフは、2006年のWGP開幕でバダ・ハリにKO勝ちするも、決勝ラウンドではグラウベ・フェイトーザにKO負け。その後、バダ・ハリ、メルヴィン・マヌーフに連続KO負けと厳しい3連敗を強いられます。
その後、しばらくのブランクをはさんで2008年K-1WGP予選台北大会で復活、見事優勝しWGPへと駒を進めました。その年のWGP開幕では強豪ハリッド・ディ・ファウストを破り決勝に進みましたが、グーカン・サキに破れ惜しくもベスト8止まり。2009年は現K-1ヘビー級チャンピオン京太郎を破ってのファイナル進出を決めています。
といった両者のここ10試合ですが、対戦相手を比べるとポイント(バダ4、カラエフ2)以上の差がありますね。
■やはりバダかなり有利か
カラエフの4連勝中の相手の中で一番格が高いと言えるのが、ぎりぎりでベスト8ファイターと言えるが常連まではいかないハリッド・ディ・ファウスト。対して、バダ・ハリの6連勝中の相手は、レイ・セフォー、グラウベ・フェイトーザ、ピーター・アーツ、エロール・ジマーマンとベスト8ファイターが軒並み並びます。
ベスト8ファイターではありませんが、体格で大きく上回るチェ・ホンマンもTKOで下しています。加えて極めつけがセーム・シュルトをKOしたことですね(It’s Showtime)。後はまさにK-1WGPの栄冠あるのみといったところです。
若手ホープの2人ですが、グラフの流れからもこの対戦はやはりバダ・ハリがかなり有利でしょうね。もしかすると圧勝するのではないでしょうか。それくらい実力に差があると思います。
もちろん、カラエフの活躍も見たいです。ファンが見たいのは、やはりこの2人のあまりにもエキサイティングな戦いですよね。楽しみにしましょう!
明日は、準々決勝第2試合目、エヴェルトン・テイシェイラ vs アリスター・オーフレイム編をお送りします。
2009年12月1日火曜日
【K-1FAN】K-1WGP2009直前特集!~バダ・ハリvsルスラン・カラエフ~
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