12月5日に決戦を控える2009年のK-1WGP。
それに向けて、ファイナル8のファイターをそれぞれ分析していきたいと思います。今日お送りするのは、優勝本命の新しい星、バダ・ハリ。
バダ・ハリと言えば、19戦/14勝/5敗/12(T)KO。なんといってもKOが14戦で12回という驚異的な数字。バダ・ハリの試合が多くのファンから支持されるのがよくわかりますね。
バダ・ハリの戦績を振り返りましょう。
○ザビット・サメドフ
2009.9.26 1R2分15秒、KO K-1 WORLD GP 2009 IN SEOUL -FINAL16-
×アリスター・オーフレイム
2008.12.31 1R2分02秒、KO Dynamite!! 2008
×レミー・ボンヤスキー
2008.12.6 2R0分53秒、失格 K-1 WORLD GP 2008 -FINAL-
○エロール・ジマーマン
2008.12.6 3R2分15秒、KO K-1 WORLD GP 2008 -FINAL-
○ピーター・アーツ
2008.12.6 2R1分39秒、TKO K-1 WORLD GP 2008 -FINAL-
○チェ・ホンマン
2008.9.27 延長1R0分00秒、TKO K-1 WORLD GP 2008 IN SEOUL -FINAL16-
○ドマジョフ・オスタジック
2008.8.9 1R0分19秒、KO K-1 WORLD GP 2008 IN HAWAII
○グラウベ・フェイトーザ
2008.6.29 1R2分33秒、KO K-1 WGP 2008 IN FUKUOKA
○レイ・セフォー
2008.4.13 1R2分43秒、KO K-1 WGP 2008 IN YOKOHAMA
×レミー・ボンヤスキー
2007.12.8 3R判定2-0 K-1 WGP 2007 -FINAL-
○ダグ・ヴィニー
2007.9.29 2R1分23秒、KO K-1 WGP 2007 IN SEOUL -FINAL16-
○ピーター・グラハム
2007.8.5 3R判定3-0 K-1 WGP 2007 IN HONG KONG
○藤本祐介
2007.4.28 1R0分56秒、KO K-1 WGP 2007 IN HAWAII
○ルスラン・カラエフ
2007.3.4 2R2分46秒、KO K-1 WGP 2007 IN YOKOHAMA
○ニコラス・ペタス
2006.12.31 2R1分28秒、TKO K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!
○ポール・スロウィンスキー
2006.12.2 3R判定3-0 K-1 WGP 2006 IN TOKYO 決勝戦
×ルスラン・カラエフ
2006.9.30 1R0分52秒、KO K-1 WGP 2006 IN OSAKA 開幕戦
×ピーター・グラハム
2006.3.5 3R2分54秒、KO K-1 WGP 2006 IN AUCKLAND
○ステファン“ブリッツ”レコ
2005.11.19 2R1分30秒、KO K-1 WGP 2005 決勝戦
K-1:19戦/14勝/5敗/12(T)KO 勝率74% KO率86%
バダ・ハリの戦績を振り返ると、まともに負けているのはレミー・ボンヤスキーとの1回目の対戦のみかと思いますね。
負けは負けですが、デビュー2戦目のピーター・グラハム戦はまさかのローリングサンダーで撃沈でしたし、3戦目のルスラン・カラエフ戦も観ている僕たちもよくわからないままKO負けとなってしまった消化不良の内容でした。
2回目の対戦となったWGP2009決勝のレミー戦では反則負け、昨年の大晦日のアリスター戦は、その直後の試合でもあったし、反則・失格、ヘビー級タイトル剥奪というショック状態での無理な対戦での敗北でした。
判定勝利はピーター・グラハムとのリベンジ戦と、チェ・ホンマン戦のみ。そのほかはすべて(T)KO勝利ですから、格闘技ファンならずともバダ・ハリの魅力が伝わると思います。
今回の企画として、各ファイターのデータを独自にグラフ化していくことにします。以下はバダ・ハリのデータをグラフにしたものです。あくまで僕の見解によるグラフなので、みなさんはみなさんで独自の見解を持って楽しんでいただければと思います。
一番高い数値を5、一番低い数値を1として、プロフィールや戦績の数値から独自に5段階で数値を割り出しています。
体格差を表す身長と体重、総合的な数値を表す攻撃力と防御力、能力としてパワー・スピード・テクニック、そしてスタミナの数値を項目としてあげました。
加えて、試合運びに非常に有利となるリーチの長さ、最後に、トーナメントでは有利となるKO勝利の項目も加えました。この数値は戦績から割り出したKO率により導いています。
このグラフから見て、バダ・ハリの強みは爆発的な攻撃力と、ミドル級なみのスピード、そしてここまで伸びるかというほどのリーチの長さです。
反対に弱点としては、防御力が低く打たれ強くないところ、体が細いので体格にまさる相手を少々苦手としている面が過去の戦いから見受けられます。
しかし相対的に数値が高いので、ワンマッチだけでなく、トーナメントにも強いファイターであると思います。まだまだ若くこれからのファイターなので、伸びしろが広くさらに今後も勝利を重ねていくことと思いますね。今年王者を狙える位置にいると思います。
では、明日はバダ・ハリの対戦相手、ルスラン・カラエフ戦をお送り致します。
2009年11月4日水曜日
【K-1FAN】K-1WGP2009 ベスト8ファイターを分析~バダ・ハリ編~
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