2009年12月21日月曜日

【K-1FAN】魔裟斗ラストマッチ 激闘の40戦を振り返る

Dynamite!!魔裟斗ラストマッチに向け、魔裟斗のデビューからの40戦を振り返りましょう。

改めて昔のDVDを観てみましたが、今の魔裟斗が以前の魔裟斗より格段に強いことがよくわかります。

肉体的にも、精神的にも、苦難を乗り越え努力し続けると必ず成果が出ることを、魔裟斗は40戦という戦いの中で身を持って教えてくれていると思います。


K-1MAX世界王者(2003、2008) 
魔裟斗


生年月日 1979年3月10日
身長体重 174cm 70kg


K-1戦績 40戦35勝4敗1分15(T)KO


2000年 K-1デビュー

01)2000.11.01 ○ムラッド・サリ 2R0分48秒、KO K-1 J・MAX


2001年 スーパーファイトで参戦

02)2001.04.15 ○パトリック・エリクソン 5R判定3-0 K-1 BURNING 2001
03)2001.12.08 ○ノエル・ソアレス 3R1分30秒、KO K-1 WGP 2001 決勝戦



2002年 K-1MAX参戦 世界戦で初の敗北

04)2002.02.11 ○村浜武洋 3R0分30秒、KO K-1 WORLD MAX 2002
05)2002.02.11 ○後藤龍治 3R2分52秒、KO K-1 WORLD MAX 2002
06)2002.02.11 ○小比類巻貴之 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2002
07)2002.05.11 ○ドゥエイン・ラドウィック 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2002
08)2002.05.11 ×アルバート・クラウス 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2002
09)2002.10.11 △アルバート・クラウス 5R判定ドロー K-1 WORLD MAX 2002



2003年 クラウスにリベンジ K-1初の日本人世界王者に

10)2003.03.01 ○須藤元気 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2003
11)2003.03.01 ○村浜武洋 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2003
12)2003.03.01 ○武田幸三 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2003
13)2003.07.05 ○マイク・ザンビディス 3R判定2-1 K-1 WORLD MAX 2003
14)2003.07.05 ○サゲッダーオ・ギャットプートン 2R2分55秒、KO K-1 WORLD MAX 2003
15)2003.07.05 ○アルバート・クラウス 2R2分26秒、KO  K-1 WORLD MAX 2003
16)2003.11.18 ○ビンス・フィリップス 2R0分15秒、KO K-1 WORLD MAX 2003



2004年 強敵ブアカーオ現る 世界戦2連覇ならず 大晦日はKIDと夢の対戦

17)2004.04.07 ○セルカン・イルマッツ 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2004 -世界一決定トーナメント開幕戦-
18)2004.07.07 ○ジャダンバ・ナラントンガラグ 3R判定2-0 K-1 WORLD MAX 2004 -世界一決定トーナメント-
19)2004.07.07 ○アルバート・クラウス 3R判定2-0 K-1 WORLD MAX 2004 -世界一決定トーナメント-
20)2004.07.07 ×ブアカーオ・ポー.プラムック 延長R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2004 -世界一決定トーナメント-
21)2004.12.31 ○山本“KID”徳郁 3R判定2-0 K-1 PREMIUM 2004 Dynamite!!



2005年 左足首複雑骨折 無念の世界戦途中棄権 王者奪還ならず

22)2005.05.04 ○イム・チビン 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2005 -世界一決定トーナメント開幕戦-
23)2005.07.20 ○マイク・ザンビディス 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2005 -世界一決定トーナメント決勝戦-
24)2005.12.31 ○大東旭 2R1分58秒、TKO K-1 PREMIUM 2005 Dynamite!!



2006年 さらなるライバル現る アンディ・サワーの壁崩せず

25)2006.02.04 ○イアン・シャファー 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2006 -日本代表決定トーナメント-
26)2006.04.05 ○レミギウス・モリカビュチス 2R、TKO K-1 WORLD MAX 2006 -世界一決定トーナメント開幕戦-
27)2006.06.30 ○小比類巻貴之 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2006 -世界一決定トーナメント決勝戦-
28)2006.06.30 ×アンディ・サワー 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2006 -世界一決定トーナメント決勝戦-
29)2006.12.31 ○鈴木悟 2R2分22秒、KO K-1 PREMIUM 2006 Dynamite!!



2007年 ブアカーオにリベンジを果たすも世界奪取はならず アンディ・サワーに2度目の敗北

30)2007.04.04 ○オーレ・ローセン 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2007 -世界最終選抜-
31)2007.06.28 ○J.Z.カルバン 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2007 -世界一決定トーナメント開幕戦-
32)2007.10.03 ○ブアカーオ・ポー.プラムック 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2007 -世界一決定トーナメント決勝戦-
33)2007.10.03 ○アルトゥール・キシエンコ 2R0分41秒、KO K-1 WORLD MAX 2007 -世界一決定トーナメント決勝戦-
34)2007.10.03 ×アンディ・サワー 2R終了後、TKO K-1 WORLD MAX 2007 -世界一決定トーナメント決勝戦-
35)2007.12.31 ○チェ・ヨンス 3R0分51秒、TKO K-1 PREMIUM 2007 Dynamite!!



2008年 幾多の苦難を乗り越え5年ぶり2度目の世界王者に!

36)2008.04.09 ○ヴァージル・カラコダ 3R0分22秒、KO  K-1 WORLD MAX 2008 -FINAL16-
37)2008.07.07 ○ドラゴ 3R判定3-0 K-1 WORLD MAX 2008 -FINAL8-
38)2008.10.01 ○佐藤嘉洋 延長R判定 K-1 WORLD MAX 2008 -FINAL-
39)2008.10.01 ○アルトゥール・キシェンコ 延長R判定 K-1 WORLD MAX 2008 -FINAL-


2009年 引退宣言。『一番強いときに』大晦日ラストマッチへ

--)2009.04.21 ーHIROYA エキシビションマッチ。勝敗なし。 K-1 WORLD MAX 2009 -FINAL16-
40)2009.07.13 ○川尻達也 2R1分43秒、TKO K-1 WORLD MAX 2009 -FINAL8- 

 

K-1のミドル級を支え、世界チャンピオンにまで上り詰めた魔裟斗。しかし、その後の道は決して平たんではなく、ブアカーオ、サワーと次々と世界の高い壁が魔裟斗の前に立ちふさがり、2度目の世界王者になることは出来ませんでした。

怪我で戦線離脱を余儀なくされたこともありました。守りのファイトスタイルに『魔裟斗の試合はおもしろくない』と言われたこともありました。

2004年、2005年、2006年、そして2007年、何年経っても再び王者の座に返り咲くことは出来ませんでした。それでも魔裟斗は決して負けることなく、常に前を見てあきらめることはありませんでした。

そして2008年、王者奪還。K-1WGP王者、故アンディ・フグのように、不屈の精神で相手と打ち合い、決して後ろに下がらない、恐怖に負けない強い魔裟斗がそこにいました。日本人としては今後現れることはないといっても過言ではない『K-1 2TIMESチャンピオン』となりました。

そして今年2009年、引退宣言。大晦日、ラストマッチへ向け、唯一勝てていないアンディ・サワーと最後の戦いに挑みます。

2003年、初代王者アルバート・クラウスをKOで倒し日本人初のK-1世界王者となりました。2008年、2度のダウンから不屈の精神で反撃し2度目の世界王者となりました。2009年のラストマッチ、宿敵アンディ・サワーを倒し、魔裟斗は有終の美を飾ることが出来るでしょうか。

『一番強いときに引退したい』魔裟斗の激闘のK-1人生が大晦日31日、終止符を打ちます。

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