2009年10月20日火曜日

【K-1FAN】K-1MAX2009ファイナルを検証!第1回 山本優弥編

いよいよ10月26日に迫ったK-1MAX2009ファイナルラウンド!
魔裟斗のいない今年のトーナメント。いったい誰が制するのか。
今週は、ファイナル4人、山本優弥、ジョルジオ・ペトロシアン、プアカーオ・ポー・プラムック、アンディ・サワーをひとりひとり検証していきます。
本日は、一躍トップスターになれるか?山本優弥編です。

まずは、山本優弥の戦績を見てみましょう。

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山本優弥戦績

K-1:12戦/7勝/5敗/1(T)KO

○ドラゴ
3R延長1R
K-1 WORLD MAX 2009
World Championship Tournament FINAL8 
2009.7.13

○イム・チビン
 3R判定3-0
K-1 WORLD MAX 2009 -FINAL16
2009.4.21

×小比類巻太信
 3R判定3-0
K-1 WORLD MAX 2009 -日本代表決定トーナメント
2009.2.23

○長島☆自演乙☆雄一郎
 3R0分59秒
TKOK-1 WORLD MAX 2009 -日本代表決定トーナメント
2009.2.23

○TATSUJI
 延長R判定3-0K-1 WORLD MAX 2009
日本代表決定トーナメント
2009.2.23

○マルフィオ“ザ・ウォーリヤータイガー”カノレッティ
 3R判定3-0
K-1 WORLD MAX 2008 -FINAL16-
※オープニングファイト
2008.4.9

×アンディ・オロゴン
 3R判定3-0
K-1 WORLD MAX 2008 -日本代表決定トーナメント
2008.2.2

×ファリッド・キダー
 3R判定2-0
K-1 WORLD MAX 2006 -世界王者対抗戦
2006.9.4

×TATSUJI
 2R2分47秒
TKOK-1 WORLD MAX 2006 -日本代表決定トーナメント
2006.2.4

○ASH-RA
 3R判定3-0
K-1 WORLD MAX 2005 -世界王者対抗戦
2005.10.12

×濱崎一輝
 2R2分20秒
TKOK-1 WGP 2005 IN HIROSHIMA
※オープニングファイト
2005.6.14

○城戸康裕
 3R判定3-0
K-1 WORLD MAX 2005 -世界一決定トーナメント開幕戦-
※オープニングファイト
2005.5.4

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今年特に力をつけてきた山本優弥ですが、戦績を見ると世界戦の決勝に出場するには物足りないものがありますね。

12戦のうち、勝ちが7、負けが5、KOはわずかに1。勝率58.3%、KO率14.2%。

経験はなくとも、デビュー12連勝で破竹の快進撃で出場!というなら納得するしワクワクするところなんですが。

そういうの見たいなあ^^


残念ながら世界に通用する日本人は、魔裟斗と佐藤嘉洋、強いてもう一人あげるなら実績のある小比類巻、この3人くらいですよね。

その他となると今回のような形になってしまう。

僕がK-1を好きな理由のひとつに、『日本人も外国人も関係なく平等』というものがあったのですが(過去のヘビー級の話だけどね)、

やはり日本での開催、テレビの問題などがあり、日本人びいきになってしまうところが残念です。

『日本人だけ納得していればいいのか?』というのがK-1に限らず僕がいつも心に抱いているテーマです。

K-1に限らず、外国人選手はわかっているけどアウェーの地で黙って頑張ってるんだろうなあと思うと、逆に外国人選手を応援したくなるんですよね。

どこの国でも自国の選手を応援したいというのは当たり前のことではあるのですが、国が違えど平等であって欲しいというのが僕の願いです。


といった思いもあるのですが、今回は山本優弥選手がファイナル4に進出ということで、山本優弥選手の戦いぶりを見たいと思います。

2月の日本代表決定トーナメント小比類巻と接戦、4月のFINAL16では韓国の実力者イム・チビンに判定勝ち、そして7月のFINAL8ではあのドラゴに勝利と、KO勝ちはないものの粘り強い戦いで実績を積み重ねています。

ただ、空手出身ということもありますが、消耗戦を制したという試合が多く、技術や経験に長けた他の3人とは実力にかなりの開きがあると思いますね。技術や経験が薄くとも、KOを取れる爆発力があれば良いのですが、さきほどの紹介したとおりKO率は14%とかなり低いです。

FINAL4でも同じようなファイトスタイルでいくなら、仮に準決勝であたるペトロシアンを何とか根性でねじ伏せることが出来ても、決勝のブアカーオもしくはサワーには通用しないでしょう。もっとも、サワーvsブアカーオが消耗戦になった場合、ひょっとしたらという期待も少しは生まれると思いますが。そう簡単にはいきませんよね。

僕としては、準決勝のペトロシアン戦では従来型のスタイルを一変して、KOを取りにいく奇襲攻撃でKO勝ちで決勝に進み、ダメージのない状態で決勝はいつものスタイルで最後までガンガン打ち合う、これが可能性は少なくとも山本優弥が優勝できるパターンかと思います。ブアカーオorサワーにガンガンいくと返り討ちに合う可能性が高いですが、技術で対抗できませんしね。最後は自分の持ち味で真正面からいったらいいと思います。

山本優弥選手、応援してます!

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