2009年10月2日金曜日

K-1WGP2009をいろいろな角度から分析【メンタル編】

シリーズ第3弾目。今日はK-1WGP2009をいろいろな角度から分析【メンタル編】としてお送りいたします。

明日、いよいよ2016年オリンピック開催地が決まりますね。鳩山代表や石原都知事も現地でプレゼンテーションを行い、すごく気持ちが伝わってきましたが、どうでしょう。日本国民は、そんなに関心なし?

自分はスポーツには興味はあるけど、日本で開催するか否かに特にこだわりはないね。オリンピックはどうも政治色が強くてちょっと嫌気がさす。何のための誘致なのかよくわからなかったりするし。スポーツをもっとも純粋に愛する国が開催国となればいいと思う。自国の利益目当てのオリンピックならいらないよね。

さてさて、K-1をオリンピック競技になんて話もありますが(あくまで話でしょうが^^)、シリーズ第3弾とまいりましょう。

第3弾は【メンタル編】

メンタルとは精神のことですね。いくらすばらしい肉体を持っていても、メンタル面の弱いファイターは大成しない。これは格闘技だけに限ったことではありませんね。

では、どんなファイターがメンタル面が強くて、どんなファイターがメンタル面が弱いか見てみましょう。


K-1 WGP 2009 ベスト8ファイター

バダ・ハリ
ルスラン・カラエフ
アリスター・オーフレイム
エヴェルトン・テイシェイラ
ジェロム・レ・バンナ
セーム・シュルト
レミー・ボンヤスキー
エロール・ジマーマン


この中で誰がメンタル面が強くて、誰が弱いと思いますか?


僕は、メンタル面が一番強いのはテイシェイラ、一番弱いのは・・・強いて言えばバンナかバダ・ハリかな。

テイシェイラが焦ったり下がったりしたの見たことないんですけど^0^; 無鉄砲な怖いもの知らずってわけでもないし、フィリオよりグラウベよりずっと強いんだろうね、きっと。今はまだ地味だけど、ほんと将来が楽しみだと思うよ。

バンナは精神面が弱いんじゃなくて、ナイーブな性格で考えすぎるところがあるんじゃないかなと思う。2001年のグランプリも、いつも通りやってればハントに負けることなんてなかったと思う。ワンマッチだったらあんなKO負け絶対なかったよ。トーナメントだからと気負い過ぎた結果じゃないかな。

バダの場合は、危険を感じると下がったり守りに入ったりするんじゃなくて、自制が利かなくなる。そういったメンタル面の弱さがあるよね。でも若いし、現段階でそんなのまったく問題ないね。とにかく今グランプリは正当に勝ち上がってチャンピオンになることだね!

でも今回のメンバーではあまりメンタル面が弱い選手はいないと思いますね。さすが世界のベスト8ですよ。

過去のグランプリ覇者もみんなメンタル面は強いよね。ブランコ・シカティック、ピーター・アーツ、アンディ・フグ、アーネスト・ホースト、マーク・ハント、レミー・ボンヤスキー、そしてセーム・シュルト。

特にピーター・アーツ。アーツを見てるとほんとに男を感じるね。今回は残念だったけど、あと2年くらいはいけるだろうし、UFCのランディー・クートゥアのように40歳を超えてもバリバリやっていて欲しいね。立ち技はきついけどね!


グランプリ準優勝者を見てみれば、メンタル面の違いがよくわかると思う。惜しくもグランプリ王者を逃して準優勝者になったファイターをざっとあげてみると、


マイク・ベルナルド
ジェロム・レ・バンナ
ミルコ・クロコップ
レイ・セフォー
フランシスコ・フィリオ
武蔵
グラウベ・フェイトーザ


やはり王者となっているファイターと比べて、少しメンタル面で弱さの見えるファイターが多くないだろうか。もちろん準優勝なのですごいことには変わりないのだが。高いレベルでの話だ。

ともあれ、なんといっても1日3試合の過酷なトーナメント。痛い体を押してでもやれるのはやはり精神力の強さですよね。体だけでなく、メンタル面も強いファイターが勝ち残ります。

さて、強い精神力でグランプリを制するのは誰か!試合中の顔の表情や、気持ちの動きなんかにも注意して観戦すると、また違ったおもしろさがありますよ^^ では、また次回をお楽しみに!

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